綿花収穫と農薬

 

コットンボールがはじけて収穫と言えるほどの量ではありませんが、採取して感じたことがあります。種を蒔いてから芽が出て生育していく過程で、ナメクジ、アブ虫等の害虫から守るために農薬を僅かですが使用しました。カエルのびょんきち君も活躍してもらい何とか収穫までたどり着きました。下の写真がもうすぐ収穫を迎えるコットンの株です。まだはじけていないコットンボールもあります。f:id:j-style:20171111064248j:plain

家庭菜園程度の量であれば、コットンボールだけを手で採取できますが、大量に栽培をしている農場などでは機械での収穫となります。この写真の株の先端部分には鮮やかな緑色をした若葉があります。また、枯れかけている葉もたくさんついています。機械で収穫する際には葉は不要な存在になります。そこで使用される農薬が落葉剤であると情報がネット上で見ました。綿の栽培は今回で2回目なのですが、前回までは農薬の使用に関して、生育時に病気とか害虫対策に使用する量が多いのが問題と認識していました。今回はユニチカの工場訪問にて綿の付着している葉枝の破片とかを取り除く工程の説明を受けていたこともあり、また自分で布を織るために糸を作ることもしてみました。手作業で葉枝の破片を綿の繊維から取り除いたにもかかわらず、やはり小さな破片が糸に残っていました。下の写真の茶色い部分です。

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綿花を大量に栽培している農場では、収穫前に落葉剤を使用して少しでも葉っぱなどの異物を少なくすることは理解できます。ただ私個人としては、落葉剤=枯葉剤(ダイオキシン)をイメージしてしまいます。糸に加工前には残留農薬は除去されていると聞いていますが、綿の状態のものはどうなのかと不安になりました。布団とかにいれる綿のことです。洗浄はどの程度のものなのか少し疑問を感じました。

今回の投稿でコットンボールに関しては一応「完」といたします。

次回からは、先日植えたニンニクについて書いてみます。今回は台風の影響で植え付けが2週間以上遅れたので少し心配をしています。