コットンボール1個採取する

先日から気になっていた1個のコットンボールを採取しました。

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3つのブロックのうちの1つを取り出してみました。

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取り出した綿の中の種を探りました。7-8個ほどの種が確認できました。

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この種は来年に蒔く為にとっておきます。残った綿を集めて糸につむぐことにしますが、もう少し綿が集まってから糸につむぐことにします。

布とは

この綿の繊維の1本1本を集めて重ねて直径4-5センチの紐状にしたものを何本か作り、その紐状のものを何本かまとめて1本にすることで、均一化された太さの紐を作り撚ったものが単糸という糸になります。この糸を経糸と横糸に織ったものが布になるわけです。この糸つくりの工程をさらに精度を上げていくことにより、より細くてしなやかな糸ができます。糸の太さは番手で表され、60、80、100などの単位の糸が作られます。より細い糸はより長い繊維でないと紡げないため、繊維の長い糸を選別する必要があります。次回は上の写真の綿をほぐして繊維を平行に並べてみます。